きょう(3/21)は祝日。今朝も至れり尽くせりの豪華ホテルで6時に目覚め、モーニングコーヒーをテラスでいただいています。
祝日なので、朝からテレビを見ています。お、メジャーの再放送をやっています。いよいよ4th。
トライアウトに合格した吾郎がブルペンで練習していると、エースのサンチェスが「ここはおれの指定席だ」。すると、吾郎が「順番守れ、日本人は、ラーメン一杯食べるのにも並ぶんだよ」。こんなセリフに、思わず笑ってしまいます。
そして、ストライクゾーンの枠に向けて投げる特殊な対決に。10球中8球を枠に当てたゴローでしたが…。
サンチェスが「おれがメジャーの模範解答をみせてやる」と。
吾郎は大リーガーとの実力の差を見せつけられて自信を失い、せっかくのエキシビジョンゲームの先発のチャンスに辞退を考える。
そんな吾郎は同僚から「おれたちは安月給でハンバーガーでここまでたどり着いているんだよ。甘いんだよ、お前は」と言われる。
メジャーは、壁にぶつかった時の人間の考え方、行動が問われる場面がふんだんにあり、その時吾郎たちが何をするのか、楽しみです。
登場人物のセリフの端々が面白く、人間のあり方、ウイットやジョークが盛り込まれていて、単純な熱血スポーツでくくれない魅力があります。
トライアウト合格条件をクリアできなかったのに、合格を告げるメジャーチーム・サーモンズの言葉も、いいですね。テストで何を見ようとしていたのか、採用試験・採用面接にも通ずるものがあります。
「大リーグは実力主義、能力主義と思われているが、豊かな人間性、協調性、情熱、努力、…、国民から尊敬される人間性を身に付けていなければメジャーリーガーにはなれない」
さて、サンチェスに打ちのめされた吾郎は、変化球を身に付けようとし、エキシビジョンゲームでは、変化球を混ぜた投球を試しますが、結局つかまってしまいます。
そして、リリースされてしまう吾郎。
別れのサンチェスの言葉は「お前はまだ若い、年よりの真似をするな。おれがお前くらいの時に、今の投球ができたと思うか。10年間かけて身に付けたんだよ。自分を信じて、まっすぐにこだわれ」。
企業も同じです。実は、会社は新入社員に実力や優秀さを期待していません。「やりとげる」ことができるかどうかを見ています。
祝日なのに、仕事の話題になりかけたので、きょうはこのへんで。
良い一日を!
NHK「メジャー 第4シリーズ」 全26話
http://www6.nhk.or.jp/anime/program/detail.html?i=major4