(一社)社労士成年後見センター福岡が設立され、11月19日福岡市内で開かれた設立記念講演会に出席し、幕間にミニ講演をさせていただきました。お話したのは、いつも同じ話で恐縮ですが、井伏鱒二の「ハナニアラシノタトエモアルゾ 『サヨナラ』だけが人生だ」という于武陵の「勧酒」を紹介して、顧問先にはサヨナラされては困るのですが、成年後見人にはご本人がお亡くなりになるのはつきものであり、人間の尊厳に相応しい最期のお見送りと、適正に後見事務を終了するよう心がけたいとお伝えしました。
記念講演会について、NETIB-NEWSに記事を書きましたので、詳しくは、こちらをお読みいただければ幸いです。
●(一社)社労士成年後見センター福岡設立
一般社団法人社労士成年後見センター福岡(木原美佐子理事長)の設立を記念した講演会と披露パーティが11月19日、福岡市内で開催された。同センターは、成年後見業務などを行う社会保険労務士が高齢者、障害者らが自らの意思で安心して日常生活を送れるように支援するために設立された。これまで福岡県社会保険労務士会内に設置されていたが、2015年10月に独立した一般社団法人となった。14年から家庭裁判所の依頼を受けて、成年後見人などの推薦を行っている。専門職による成年後見は、弁護士、司法書士、社会福祉士らが多くを占めているが、社労士が取り組みを本格化する。(続きはこちら)