6月16日、福岡市・天神のイムズ8階で開催されている写真展「東松照明 時を削る」を観た。2010年に同氏が初めて取り組んだデジタル大判出力作品と当時の文章で構成された展示とのこと。
東松氏の写真を見て、久しぶりにフォトジェニックな写真というものを考えた。リアルというのは、動き出しそうな写真ではない。どのような瞬間を切り取るのか。「ただひたすら見て選ぶのが写真である」(東松照明氏)という言葉をかみしめた。
7月7日まで(6月18日は休み)。午前10時~午後8時。入場料400円(一般。学生は300円)。期間中、何度でも再入場できるのが、うれしい。